Access:一対多のリレーションシップの設定方法とサンプル

テーブルの操作へ

一対多のリレーションシップの設定方法とサンプルを画像で解説しています。

Accessの一対多のリレーションシップとは、片側のテーブルの一つのレコードが、もう片側の複数のレコードと結びつく関係です。

1側のテーブルを「主テーブル」、多側のテーブルを「リレーションテーブル」といいます。

関連する「一対一のリレーションシップの設定と使い方|初心者向け」も参照してください。

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一対多のリレーションシップの設定方法

■ 一対多のリレーションシップのサンプル

商品ID・商品コード・商品名・メーカー・単価・購入先 からなる商品マスターです。

Access販売マスター

多側の商品販売テーブルです。

販売ID・商品ID・販売日・販売数 からなります。

Access商品販売

リボンの「データベース ツール」」-「リレーションシップ」をクリックします。

リレーションシップ ツールの「テーブルの表示」をクリックします。

テーブルの表示ダイアログボックスが開くので、リレーションシップ対象のテーブルを追加します。

ここでは上の、T-商品マスターとT-商品販売を使います。

リレーションの設定

T-商品マスターの商品IDをT-商品販売の商品IDまでドラッグします。


リレーションシップ ダイアログボックスが開きます。

「参照整合性」にチェックを入れます。「参照整合性」については後で説明します。

リレーションシップの参照整合性

リレーションシップの種類は「一対多」になっているはずです。

リレーションシップダイアログボックス

完成した、一対多のリレーションシップです。

矢印部分の結合線に、一対多の記号が表示されています。

結合線で接続されたリレーション

商品マスターを開き「+」をクリックすると、対応する販売データが表示されます。

商品IDが1の販売はないのでデータは表示されていません。

商品IDが2の商品は、販売されたは3件が表示されています。

商品マスターを開いた画面
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