Accessテーブル:既定値の設定方法|日付と時刻の設定例

テーブルの操作へ

Accessの既定値とは、自動でフィールドに設定値を入力できる機能です。

フィールドの既定値を設定しておくと、自動的に設定した値が表示され、入力ミスの防止や作業の効率化ができます。

設定はフィールドプロパティの既定値で行います。

既定値が表示されていても必要ならば変更は可能です。

やり方は簡単なので、是非覚えておいてください。

手順は下記になります。

  1. デザインビューでテーブルを開きます。
  2. 設定したいフィールドに移動します。
  3. 既定値プロパティを設定します。

入力時の設定「入力規則 - 設定方法と設定例|数値範囲・Like演算子」を掲載していますので、参照してください。

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既定値の設定方法

■ 既定値を設定する前のデータシートビュー

勤怠テーブルの日付と出勤時間に既定値を設定したいと思います。

デフォルトでは、下画像のように新規レコードを入力する場合、日付と出勤時間には何も表示されていません。

勤怠テーブル

■ 既定値の設定手順

日付の既定値を今日の日付になるようにします。

日付フィールドを選択し、既定値に Date() と入力します。Date()は日付関数でパソコンの現在の日付を返します。

これで新規レコードには今日の日付が表示されるようになります。

既定値にDate関数を使用

出勤時刻の既定値を 8:00 に設定します。

出勤時刻フィールドを選択し、既定値に #8:00:00# と入力します。#8:00:00#は時刻の 8:00 を表します。

8:00と入力しても#8:00:00#に変換されます。

出勤時刻の既定値を設定

既定値の変更結果です。

新規レコードには、今日の日付と出勤時刻の 8:00:00 が表示されています。

ここに表示されている既定値は未登録状態ですので、何かを入力するか変更しないかぎり保存はされません。

既定値を設定したデータシートビュー
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