Access:テーブルの作成手順-デザインビューのフィールド入力順

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テーブルを新規作成するには、データシートビューやテーブルテンプレートを使い簡単に作成する方法がありますが、デザインビューを使うことでより細かな設定で作成することができます。

ここではデザインビューでテーブルを新規作成する方法を掲載します。

実際のデータ入力時に不具合が発生しないよう、できるだけ作成前にテーブル設計をしておくことが大切です。

例えば「氏名」や「住所」は何文字にするかとか、「率」の場合は小数点以下をいくつにするかなどです。

下記に具体的な作成例を掲載しています。


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デザインビューでテーブルを作成する手順

テーブルの新規作成

リボンの「作成」-「テーブルデザイン」をクリックし、テーブルを新規作成します。

「テーブルデザイン」のヒントには「新しい空のテーブルをデザインビューで作成します。フィールドの追加、インデックスオプションの設定、その他高度なテーブル デザイン作業を実行できます。」とあります。

「テーブルデザイン」をクリック

実際に作成した「取引先テーブル」です。設定する内容は下記になります。

  • 主キー : 同じデータをテーブル内に存在させないようにする機能です。例えば「佐々木 雄二」さんを1番にすると1番を他の人に使用することはできなくなります。1番を指すのは間違いなく「佐々木 雄二」さんということになります。
  • フィールド名 : データの項目名を入力します。最高64文字まで入力でき、同じテーブルに同じフィールド名を付けることはできません。
  • データ型 : 保存するデータのタイプを指定します。例えば数値しか入力しないデータの場合は、数値型にすると文字は入力できなくなり、入力ミスを予防できます。
  • 説明 : フィールドの用途などの内容をメモ程度に入力します。入力しなくてもかまいません、省略できます。
  • フィールドプロパティ : フィールドのサイズや書式などの属性を設定します。データ型によって設定できる内容が異なります。
フィールドの設定

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実際のフィールド入力順

  1. フィールド名を入力します。一番先頭は主キーにするようにします。
  2. データ型を設定します。データ型の説明はここを参照してください。
  3. プロパティを設定します。特に変更が必要な項目は「フィールドサイズ」です。
フィールドの入力順

作成したテーブルを保存し、終了します。

右上の×(閉じるボタン)をクリックします。

すると「テーブル- テーブルの変更を保存しますか?」とメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。

テーブルを保存

「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されるので、テーブル名を入力します。

通常、テーブルの場合先頭に「T」の文字を付け、テーブルであることが分かるようにすることが多いいです。

これで完成です。

名前を付けて保存

左のナビゲーションウィンドウのテーブルオブジェクトに作成した「T-取引先会社」が表示されています。

ナビゲーションウィンドウのテーブルオブジェクト

新規作成関連の「Accessのデータベースを新規作成する方法」も参考にしてください。


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