Access:値要求の設定方法とエラーメッセージ|入力ミス防止へ

テーブルの操作へ

値要求とは、指定したフィールドに必ずデータを入力しないといけなくする機能のことです。

フィールドの値要求を設定しておくと、データを必ず入力しなくてはなりません。

入力しないとエラーメッセージが表示され保存することができなくなるので、入力漏れのミス防止になります。

設定はフィールドのプロパティの「値要求」を「いいえ」から「はい」に変更するだけです。

ここでは設定方法と違反すると表示されるエラーメッセージを画像で解説しています。

関連する「Accessテーブル:既定値の設定方法|日付と時刻の設定例」も参照してください。

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値要求の設定方法とエラーメッセージ

■ 値要求を設定する前のデータシートビュー

勤怠IDが7のように、出勤時刻が空白のままで入力されていなくてもレコードは保存されています。

勤怠テーブル

■ 値要求の設定

値要求を設定するには、フィールドプロパティの値要求を「いいえ」から「はい」に変更します。これで設定完了です。

値要求プロパティの設定

違反すると表示されるエラーメッセージ

テーブルデザインを保存しようとすると、「データの入力規則が変更されています。既存のデータは新しい入力規則に違反している可能性があります。既存のデータが新しい入力規則に従っているかどうか検査しますか?(この処理には時間がかかる可能性があります)」と警告メッセージが表示されます。

検査する場合は「はい」、しない場合は「いいえ」をクリックします。

警告ダイアログボックス

もし既存データが違反している場合、下記のメッセージが表示されます。

「既存のデータは、’出勤時刻’フィールドの’値要求’プロパティの新しい設定に違反しています。

新しい設定で検査を続行しますか? *新しい設定のまま検査を続行するときは[はい]をクリックします。

*以前の入力規則に戻して検査を続行するときは[いいえ]をクリックします。

*検査を中止するときは[キャンセル]をクリックします。」どれかを選択しボタンをクリックします。

違反ダイアログボックス

出勤時刻を空白のまま次のレコードに移動しようとすると、「’T-勤怠 出勤時刻’フィールドに値を入力してください。」とエラーメッセージが表示され入力しないとレコードを保存することはできません。

データ入力要求ダイアログボックス
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